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YLUG カーネル読書会番外編: Google Ganetiに参加してきました

 渋谷のGoogle本社で急遽開かれたカーネル読書会の番外編に参加してきました。テーマはGoogle製のオープンソース仮想化クラスタ管理ツールGaneti。Ganetiについては日本語では(少し古いですけど)こちらの情報が詳しいです

 Google製のクラスタ管理ツールというと大規模なものをどうしても想像してしまいがちで、実際いこうと思ったのもGoogleAppEngineの関連としてでした。
 でも意外なことに、Ganetiは元々社内向け等の比較的な小規模なサービス向けのソリューションで、デモンストレーションでは3台のノートPCをメインとなるノートPCからコントロールしていました。デモンストレーションではローカル環境でしたが、インターネット越しのマシンともつなげられるとの事。
 開発環境やフリーのサービス提供者など、色々と使い道がありそうです。

そのほか聞き取れた内容をざっと並べますと

  1. 開発は三年前。仮想化環境の管理の手間がかかるので、それを何とかするために作ったのだそうです。
  2. 基本的にはtwistedと呼ばれるPythonのサーバー構築フレームワークを使ってハートビート管理やDRBDのような管理に必要なアプリケーション、物理ノードのリソース管理などをひとまとめにしたもの。
  3. ハードウェアとその上の仮想環境の間に入って管理するツールで、特殊なハードウェアを必要とせず手軽にクラスターを構成して高可用環境を作れる。
  4. 動作中の仮想環境をそのまま移行したりもできる。物理ノードとなるマシンのメンテに便利

 興味深かったのは、デモンストレーションでなんどか表示されたコマンドリストにインスタンスにタグをつけたりはずしたりするコマンドがあったことです。
 仮想環境は手軽にインスタンスを作れる上に物理的なマシン数の制約も非常にゆるく、また使わないインスタンスはそのまま保存しておけるため、数がどうしても膨らんでしまいがちです。その問題を解消する方法としては非常に優れたアイデアですね。
 全体として、コンパクトで扱い易いツールだと感じました。

 懇親会では、来客にも無料でジュースやお菓子を出してくれるGoogleスタイルに初めて触れてカルチャーショックを受けている人がいたり、仮想環境について色々な話が聞けたり、なぜかWin9×系運用の究極のバッドノウハウが聞けたりと、色々と収穫がありました。

 幹事の関根さん、告知してくださった吉岡さんに感謝します。

参加した方のレポート

 YLUG カーネル読書会番外編: Google Ganeti - kawaguti's chronicle
カーネル読書会番外編:Ganeti: An Opensource Project at Google - なるひこの Linux Printing お勉強日記