火事の時はついったしないこと
少し前になりますが、先週の土曜日、twitterの「注目のトピック」に「DO NOT USE TWITTER」という言葉が上がってきていました。
直訳すれば「Twitterを使うな」というこの言葉。今は単純に元ネタの紹介、Retweetになっていますが、一時は「○○する時はついったするな」というさまざまなバリエーションが流通し、日本で言うならば大喜利みたいな状態になっていました。
例えば、「何かを飲んでいるときについったするな」ですと
- 「コーヒーを飲んでいる時にtwitterはしない方がいい。ああ、クソッ」
- twitterに投稿しつつコーヒーを入れるか飲むかして、こぼしたとか?
- 「お酒か薬を飲んでいるときにはtwitterをしない方がいい」
- 薬って…向精神薬とかそういうものですよね?
- 「お酒を飲んでtwitterするのはやめた方がいい。でも、酔っ払って投稿するのって楽しいよね?」
- 気持ちはわかります。
こういった現象は日本語のタイムラインでも良く見かけますね。
さて、この「DO NOT USE TWITTER」。何がきっかけでこんなに流行ったのでしょうか? 元となったのは、flickrにアップされたこの写真です。
Attribution-Noncommercial-No Derivative Works by johnpiercy
一見、火災報知器とその周囲を写しただけの何の変哲もない写真に見えますが、右側の注意書きの部分、消防署の電話番号や可能ならば初期消火を試みること、といった当たり前のものと並んで、赤地ではっきりと「DO NOT USE TWITTER」という言葉が記されています。
左側の絵が描かれている部分もよく見るとtwitterを意味する蒼い鳥の上に大きな赤いバツ印(!)。
日本語で言うならば火災時にはついったしない、ということになるのでしょうか? 「火災なう」とかtwitterに実況投稿しないで逃げるなり初期消火するなりして対処するように、という意味のようです。
はたしてこれは実在なのか? それともコラージュ画像なのか?
写真を投稿したのは普段は風景写真をアップしている人ですが、一方で実在するとなると火災時にtwitterしていて何らかのトラブル、逃げ遅れそうになったりとかした人がいた、ということになります。はたして、真相はどちらなのでしょうか?
個人的には、今はまだコラージュであってほしいと思いますけど。