電車の運行情報と天気を一目で見れるサービスをリリースしました
「電車と天気」というサービスをリリースしました。名前の通り、鉄道の運行情報と天気を一目で見て行動を決定することができるサービスです。
どうぞご利用ください。
作った理由とかアピールポイントとか
やっぱり東京に暮らしているとダイヤが混乱すると大変ですので、それを何とかしたいなと。構想としてはもう何年も前からあったのですが、先週、三度目の大雪が平日に来るかもしれない、という予測があった時にようやく形になりました。
単体でいうと天気はもとより運行情報系のアプリも結構あるのですが、あまり表に出てなかったり、特定の鉄道会社にしか対応していない等の問題があり、複合型の天候と統合してどう動いたらいいのか決定するのを支援するアプリはありません。
また、単純に路線名ではなく駅単位での運行情報の表示をしているのも隠れたポイントだったりします。実は日本の都市部では地名とは駅名とほぼイコールである一方で路線名そのものはあまり意識されません。駅は駅であり、単純には路線名と結びつかないのです。・
APIとか技術面とか
見て分かるとおり、サーバーはheroku+PHP、マップはYahooのものを使用しています。
フロントはBackbone.jsに自作のモジュール化モジュール。CSSはNormalize.cssにズルいデザイン。アイコンはicomoonのwebフォントを使用。形式的にはいわゆるSingle Page Appなのですが、PHPの無名関数を使うことで最終的には画面単位でモジュール化しつつ必要なリソースを一括管理することができました。
APIは
- 雨量予測→YOLP(地図):気象情報API - Yahoo!デベロッパーネットワーク
- 気温→docomoの環境センサー
- 警報・注意報→aitcの気象庁XML用API(REST)
- ホテル・コンビニ検索→Yahoo ローカルサーチAPI
- 電源カフェ→モバイラーズオアシスAPI
- 運行情報→Yahooの運行情報をスクレイピング
- 駅→Heartrails Express api
APIではaitcの気象庁XML用APIが一番の難物でした。気象庁から配信されるXMLを検索可能にしているだけなので、丁寧にやろうとするときちんと気象庁のXMLを解析しないといけないのですが、これが種類があって大変なので現状最新ヘッドラインだけを表示しています。